ボラカイ島へのアクセス方法
ビサヤ・エリアに属するパナイ島の北西に位置するボラカイ島には空港がありません。 そこで、ボラカイ島に辿り着くには、フィリピン国内線の飛行機を利用して パナイ島の空港にアクセスする方法と、 マニラやセブなどからフェリーを利用する方法とに大きく分けられます。
フィリピン国内線を利用する場合、2つの選択肢があります。まずパナイ島のカティクランに飛ぶ方法と、 パナイ島のカリボ国際空港に飛ぶ方法の2つです。
フィリピン国内線飛行機によるアクセス
マニラ⇔カティクラン(Caticlan)経由ルート
マニラからパナイ島のカティクランまで飛び、トライシクルでカティクランの港まで行くアクセス方法です。 ゴドフレド・P・ラモス空港(Godofredo P. Ramos Airport / 旧名:カティクラン空港)から船着場まではトライシクルで約5分。 船着場からボラカイ島まで、バンカーボートボートで30分前後といったところです。 リゾートホテルに予約している場合は、通常、カティクラン空港でスタッフが出迎えてくれます。
帰りは、カティクランのボート発着場についた後、行きと同様、 カティクラン空港へトライシクルが出ています。約5分、30ペソ当たりが目安です。
マニラ&セブ⇔カティクラン(Caticlan)間のフライト情報は、フィリピン国内線フライト・ぺージを参照
セブ⇔カティクラン(Caticlan)経由ルート
マニラだけでなく、セブからからパナイ島のカティクランまで飛ぶルートもあります。 フィリピンの格安航空会社のセブパシフィック航空が、セブとカティクラン間に就航しています。
マニラ⇔カリボ(Kalibo)経由ルート
マニラから飛行機で、カティクランから約70kmほど離れているカリボ空港に飛ぶルートです。 カリボ空港の前には、カティクラン港行きのエアコン付きバスと、 ボラカイ島へ行くバンカーボートを手配する会社のカウンターが並んでいます。 カリボ空港からカティクラン港までは80分~90分。200ペソ弱が目安です。
帰りは、行きと同じくカリボ空港との間にシャトルバスが出ています。
マニラ⇔カリボ間のフライト情報は、フィリピン国内線フライト・ぺージを参照
セブ⇔カリボ(Kalibo)経由ルート
マニラだけでなく、セブからカリボ空港飛ぶルートもあります。 フィリピンの格安航空会社のセブパシフィック航空が、セブとカリボ間に就航しています。
カティクラン(Caticlan)からボラカイ島へ
カティクランの船着場からは、早朝から夕方18時ごろまで、 数多くのバンカーボートが出ています。 料金は、ターミナル税、環境税込みで約70ペソが目安です。 なお、バンカーボートをチャーターする場合は、約300ペソぐらいかかります。
ボラカイ島のボート発着場
カティクランで乗船するバンカーボートは、かつてはボラカイ島の西側にあるホワイトビーチ沿いにある ボートステーション1、2、3に停まっていました。
2008年3月あたりから、ボラカイ南部のカグバン(Cagban)港に停まるように変わっています。
ただし、ボラカイ島は、風が強く吹く島です。雨季ともなると、風向きが変わるなどするため、 異なる場所に停まることもあります。
島到着時に、環境保護税として50ペソ徴収される決まりとなっていますが、 通常、バンカーボートの料金に含まれています。 また、島を出るときも20ペソ徴収されます。
島に到着した後は、ホテルに予約してある場合は、ホテルの送迎車などを利用。 あるいは、ボラカイ島の交通手段・トライシクルで目的の宿までの移動となります。
カティクラン/Caticlan 周辺の詳細地図
フェリーによるアクセス
フィリピン国内線飛行機ではなく、フェリーでパサイ島のカティクラン港まで、 行くアクセス方法もあります。数多くあるフェリー会社はフィリピンの島々を 隈なく覆っているため、マニラからだけでなくセブ島など他の島からもフェリーが 出ています。
また、マニラからは、約半日をかけて直接、ボラカイ島南部のカグバン港までへ行く フェリーも運行していましたが、現在は、運行していないようです。
変わった方法としては、マニラから約1日をかけて、パナイ島北部の都市 ドゥマギ/Dumaguit やニュー・ワシントンまでフェリーで行き、 さらにドゥマギやニュー・ワシントンからタクシー、バス、ジープニーなどを使って、 カティクランの船着場まで行くといったルートも考えられます。
長期滞在型の旅行者には、そんな一般的ではないアクセス方法をトライする人もいるようです。 思わぬ旅の発見があるかもしれませんね。
ただし、マニラの港近辺はスラム区域。慣れていない方には、フェリーはあまりお勧めできません。
フェリーによるボラカイ島へのアクセス情報は、フェリー・ページを参照